液出しの特許出願公報 |
【公開番号】特開2008-57914(P2008-57914A)
【氏名又は名称】株式会社スノーピーク
経過情報 査定種別(査定無し)


公報より一部抜粋。
【要約】
【課題】液化石油ガス用バーナーにおいて、燃料が燃料カートリッジを出た直後に燃料を気化させることに伴う問題点を解決する。
【解決手段】液状のまま燃料を燃料カートリッジから出し、バーナー部の燃焼領域の直前の領域であるジェネレーター160の加熱領域160Bにおいて、燃料を気化させる。ただし、高温になった燃料ガスが燃料流量コントロール部170のシール部材を破損させるおそれがあるため、燃料ガスが燃料流量コントロール部170に到達するまでに、ジェネレーター160の冷却領域160Cにおいて、燃料ガスを冷却する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体燃料が充填されている燃料カートリッジを取り外し可能に取り付けることができ、前記燃料カートリッジから供給される前記液体燃料を燃焼させる液化石油ガス用バーナーであって、前記燃料カートリッジの燃料供給口と接続されている燃料輸送パイプと、一端において前記燃料輸送パイプと接続されているジェネレーターと、前記ジェネレーターと接続され、気化した前記液化石油ガスの量を制御する燃料流量コントロール部と、前記燃料流量コントロール部を経て制御された量の気化燃料が内部を通過し、空気と混合する支柱と、前記支柱の上端上に位置し、前記気化燃料と前記空気との混合気が外部に噴出するバーナー部と、を備え、前記ジェネレーターは、前記ジェネレーターの内部を通る液体状の燃料が前記バーナー部から噴出する炎の熱によって気化するように、前記バーナー部に近接して配置されている加熱領域と、気化した前記燃料が前記燃料流量コントロール部に到達するまでに前記燃料の温度を所定温度まで降下させる冷却領域と、を有しており、前記燃料流量コントロール部は前記冷却領域の出口と接続されているものである液化石油ガス用バーナー。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の従来のLPG用バーナーには次のような問題点があった。
【0007】
第一に、バーナーの炎の制御が難しいという点である。
【0008】
上述の従来のLPG用バーナーにおいては、燃料が燃料カートリッジ内で気化され、液化石油ガスになり、その後に流量制御が行われる。
【0009】
しかしながら、流量制御が行われる燃料流量コントロール部から、実際に燃焼が行われるバーナー本体の燃焼領域までの距離が比較的長いため、燃料流量コントロール部を閉めても気化した燃料が燃焼領域までの流路間に残存して結局バーナー部で燃え続けてしまうため、制御通りのバーナーの炎のコントロールができなかった。
【0010】
第二に、燃料カートリッジ内のLPGが効率よく気化されないため、十分な燃料供給ができないという点である。
【0011】
燃料カートリッジ内では絶えずLPGが気化し、それよって燃料カートリッジの外部がその気化熱で熱を奪われ周囲が結露したりして凍り付いていき、燃料カートリッジ内の内部温度が更に低下していき、LPGの気化効率も必然的に低下していくため、十分な燃料供給ができなかった。
【0012】
第三に、燃料の流量制御それ自体が困難になることがあるという点である。
【0013】
液体状の液化石油燃料が気化する際には気化熱を奪うため、気化した液化石油ガスが通過する燃料流量コントロール部付近の温度が著しく低下することがある。このため、燃料流量コントロール部を構成する流量制御用ツマミ付近が結露で凍りついて、流量制御用ツマミを回すことが不可能になり、その結果として、燃料の流量制御それ自体が不可能になることがあった。
【0014】
本発明は以上のような従来のLPG用バーナーにおける問題点に鑑みてなされたものであり、燃料の流量制御を適切に行うことを可能にする液化石油ガス用バーナーを提供することを目的とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明に係る液化石油ガス用バーナーにおいては、液化石油燃料は液状のまま燃料カートリッジからバーナーに送られる。液状の液化石油燃料はジェネレーターの加熱領域を通過することにより気化し、その後に、燃料流量コントロール部において流量制御が行われる。
ファイルをウェブに保存たいので検索しましたが、無料では最大2週間の保存しか出来ないようなのでホームページのフォルダをに保存しました。
全文を読みたい方はPDFファイルに変換してあります。
JPA_2008057914
スノーピークの出願件数を調べてみると
公開特許 67件
特許登録 50件
実案 1件
意匠 5件

ホームページ(05/16更新)
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末端での耐熱性とコントロールは、共に大事だものなぁ(笑)
万一、破損したら
気化のために、約200倍の容積になるからですが
超高速度の燃焼=爆燃になると、期待されちゃう(恐!)
眉毛もハナゲも、チョリ、チョリ、パー
当然、シール素材の選択が、キーポイントに成る
全般的に網羅しとるんかい?セコイなぁ(爆)
2バルブ式、SPでは、やったね!と自負していることだろう のう
別件ですが、イワタニのエココンロ:絶滅危惧種なのだけど
最安値¥2980で、内炎式カセットコンロがまだ発売されている
2割弱の比経済性を誇るのだが人気が無い(悲しい現実)
回転はしていないからユルスけど、残念でもある(苦笑)
一見液出し全般のようにも解釈できますが冷却領域の為の構成に過ぎないかも。。。
審査請求してから何処まで補正されるかとりあえず全部書いたのか・・・
Oリングの耐熱性の問題を解決する方法はないのかな???
出願件数と登録件数を見ると登録率は結構高いし
ミソみたいですね。
220度以上上がらない方法とかいろいろやったんでしょうね。
バルブは末端の方が良いんでしょうかね?
JSBさんが最初に液出しを知ったのはいつ頃ですか?また、サイト等ありますか?