【発明の名称】携帯式ガスバーナ |


JSBさんのブログでもMFMM(マイクロ・ファイバー・メタル・メッシュ)の事が書かれていたが特許なのか公報で調べてみた。
経過情報をよると査定種別(登録査定) 最終処分(特許/登録) 最終処分日と記載されている。五徳部も同様。
【特許番号】特許第3488618号
【特許権者】イワタニ・プリムス株式会社
公報の一部を抜粋
【請求項1】
液化石油ガスを貯蔵している携帯式容器(5)の上側に直結して使用する携帯式のガスバーナーであって、携帯式容器(5)に螺合固定するバルブブロック(1)の上面から空燃混合管(2)を上向きに連出し、この空燃混合管(2)の上端部にバーナヘッド(3)を配置し、バーナヘッド(3)を抱持する状態で五徳(4)を配置し、バーナヘッド(3)を空燃混合管(2)の上端部に連結した風防筒(10)と、この風防筒(10)の内部に配置した金属繊維製バーナエレメント(11)とで形成し、このバーナエレメント(11)をリング状の押さえ板(13)と束ねた金属繊維で形成した織物(12)あるいは編物またはスチールウールを圧し押し固めて形成した板状体で形成し、このバーナエレメント(11)が空燃混合管(2)の混合気噴出口(14)に対向する状態に配置してある携帯式ガスバーナ。
【発明が解決しようとする課題】
液化石油ガス貯蔵容器に直結した従来のガスバーナでは、バーナヘッド部が小径の炎孔を多数形成しただけの構造であったことから、炎孔の全開口断面積が小さく、空燃混合管に取り入れる一次空気量が燃焼に必要な全空気量の60%を越えると混合気の流量に伴って上昇する噴出圧力で炎が吹き飛ぶことがあった。そこで一般には、燃焼に必要な残りの空気量をバーナヘッドの外側から二次空気として取り込まなければならないため、バーナヘッドを囲繞している風防筒をバーナヘッドから離れた位置に設置しなければならず、風防筒の口径が大きくなって、携行時に大きな収納容積を必要とすることになるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本発明は、携帯式容器に螺合固定するバルブブロック上面から空燃混合管を上向きに連出し、この空燃混合管の上端部にバーナヘッドを配置し、バーナヘッドを抱持する状態で五徳を配置し、バーナヘッドを空燃混合管の上端部に連結した風防筒と、この風防筒の内部に配置した金属繊維製バーナエレメントとで形成し、このバーナエレメントをリング状の押さえ板と束ねた金属繊維で形成した織物あるいは編物またはスチールウールを圧し押し固めて形成した板状体で形成し、このバーナエレメントを空燃混合管の混合気噴出口に対向する状態に配置したことを特徴としている。
【発明の作用】
本発明では、空燃混合管の上端に配置するバーナヘッドを、空燃混合管の上端部に連結した風防筒と、この風防筒の内部に配置した金属繊維製バーナエレメントとで形成し、このバーナエレメントをリング状の押さえ板と束ねた金属繊維で形成した織物あるいは編物またはスチールウールを圧し押し固めて形成した板状体で形成し、このバーナエレメントを空燃混合管の混合気噴出口に対向する状態に配置してあるので、金属繊維製バーナエレメントの外部露出面全体が炎孔として作用することになるから、見かけの炎孔開口断面積が増大し、噴出圧力が減少することになり、空燃混合管内を流れる混合気量を増大させても炎が飛ぶことがなくなる。この結果、取り入れる一次空気量を必要空気量の80~90%程度まで増加させることができ、バーナヘッドの外側部分から取り込む二次空気量を減少させることができ、風防筒の径を小径化させることができ、携帯式バーナとして小型化させることができることになる。
【発明の実施の形態】
バーナヘッド(3)は、空燃混合管(2)の上端部に固定した風防筒(10)と、この風防筒(10)の内部に配置したバーナエレメント(11)とで構成してある。バーナエレメント(11)は金属繊維を複数本束ねたものを平織りして形成した織布(12)と、この織布(12)の周縁部を風防筒(10)の底壁部分に圧着させるリング状の押さえ板(13)とで形成してあり、織布(12)は押さえ板(13)の下面にスポット溶接で固定されている。そして、織布(12)が空燃混合管(2)の上端に形成される混合気噴出口(14)に対向する状態でバーナエレメント(11)が風防筒(10)内に装着固定されている。
なお、上記実施態様ではバーナエレメント(11)に、金属繊維を複数本束ねたものを平織りして形成した織布(12)を使用したが、織布(12)に代えて複数本束ねた金属繊維を編んで布帛状にしたものや、スチールウールを圧し固めて薄板状にしたものを使用してもよい。
【発明の効果】
本発明では、風防筒内に金属繊維を使用したバーナエレメントを装着していることから、バーナエレメントの露出面全体が炎孔として作用することになり、炎孔の開口断面積が増大することになる。したがって一次空気の取り入れ率を増加させて空燃混合管内を流れる混合気量を増加させてもバーナエレメントから噴出する混合気の噴出圧力は低下するから、炎が飛ぶことはなくなる。この結果、二次空気の取り入れ量を減少させることができるから、風防の口径を小さくすることができ、バーナとして小型化することができる。

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まさに、これ!です。実験してみて納得しました。
TVなどの同軸線の皮をむいて外側のシールドワイヤーを使うと
全国的に、材料に事欠かないなずです。半田付けの吸い取りワイヤーでも近い性能を出せることも分かりました。
>二次空気の取り入れ量を減少させることができる
これを探し求めて、細い針金を沢山巻きつけていたわけなのか!
体験的に、ぼんやりと似たようなアイディアを考えていました(笑)
原典を探せば早かったのか! → flat burner ver4.8

SUSのごく細い線、ニクロム線と紙一重の差ですが、、、、、
蓄熱効果もあるようです。
燃焼中に、これがガスの着火温度よりも高ければ万一、火が消えても
再着火しやすいような気がします。違うかな?
私もそう思ってました。
susの蓄熱効果はカミサンの実家のお風呂(ステンレス浴槽)で
実感していたんだけどなぁ・・・
>外側のシールドワイヤー
網までの距離を手で持って高さを決める時にガスの噴出量によって微妙ですね。
あまり細かいガスが付き抜けない時もありました。
>原典を探せば早かったのか!
ツインジェットの時は炎どうしをぶつけ合って立ち消えを解消した記憶があります。
>万一、火が消えても再着火しやすいような気がします。
白ガスストーブなんかで長時間使い五徳が赤いうちは着火できますね。
しかしこの公報分かりやすく書いてありますね。

ちょうど、TVは地デジ放送への切り替え時期なので
撤去されたこの種の配線類は、何処にでもありそうです。
同軸線は、5cm長ぐらいで充分ですね(笑)
http://ikaros.air-nifty.com/ikaros/images/2008/05/08/ssimg_3079.jpg
http://wire-mesh.co.jp/shouhin/index.html
積層金属メッシュフィルター
円筒形や円盤タイプもあるそうです
・・・・サンプルで作って貰えればねぇ・・・

今まで見過ごしていたような100均店の台所用品コーナーとか
手芸用品店なども(ガラステープを買いに行ったことがあります、笑)
、、、、アキバのコスプレショップも聖域ですが
ガサ入れスルゥ?(爆)
とんでもない場所に捜し求める
ごく小さい網目がさりげなく置かれているような気がしています(!)
coolys1さんがごあんないしてくれたサイト見て
「こんなにも、種類があるんかぁ!」と驚きました
フィルターと考えると、機能別にいろいろと用途が広がっているんですね
各位に、サンキュウ。そして お宝は何処に? 笑

http://minibulldesign.com/myadventure/media/1/20080503-g3.JPG
展性を最大限度まで活用した加工法のようです
どんな冶具を創って、加工しているのかなぁ、見たいなぁ(笑)
二重壁を一枚の連続板から冷間塑性加工で仕上げている
いままでとは、一線を画す、シロモノであります。ギクッ!JSB
