スローなストーブにしてくれ // Custom model for Mr.べー |
いつも素敵な写真を送ってくれるべーさんから質問がありました。
>チタンシングルマグNo.1を購入予定で開放式の超軽ストーブは、どのくらい小さなカッ
>プまで効率的に熱することができるのでしょうか。
>さらに底面積が小さくなると思われます。実重量は計っていませんが、おそらく、このカ
>ップが200ml以上のカップで一番軽量だと思われます。
>やはり、内向きに収束する炎というのは開放式では無理なのでしょうか。(ストーブのこ
>とは全くわからず、とんちんかんなことを言っていましたらすいません。)
チタンシングルマグNo.1のカタログデータによると容量は290mlで重量は31㌘
手元にあるチタンシングルマグNo.2は実測重量34.3㌘(カタログ36㌘)上部径80Ф
話をまとめると現在市販されている一番軽い鍋(マグ等)で鍋の円周が小さくなっても200ccの水を効率(燃費)良く超軽ストーブで沸かせられるか?
オープンで内向きタイプのストーブは未だやってないので_挑戦!
その後のやりとりで
>超軽ストーブでは、実のところ、沸きあがるのが早すぎて、のんびりできませんでした
>(笑)。
>お湯が沸く時間が大切な休憩時間となります。
で、小径鍋に対応して炎が収束し低燃費なストーブが欲しいとのこと。
まずは、オープンで内向きバーナーホール_オープン副室タイプ
一応バーナーホールは角度をつけてあけましたが、圧が掛かってないので回らず。
炎は収束しているが加工が難。
蓋をして低圧加圧タイプになる。一度使うと焼きなまるし蓋をするタイミングもあるし・・・
でも蓋は独楽にもなるし
バーナーホール位置を上に持っていったらどうなるか?
比較すると
チタンシングルマグNo.2で内向きバーナーホールで水200ccを5:45秒で沸騰。
アルコールは30ml入れ沸騰後濡れタオルで冷却約半分以上残っていた。
条件は室内、風防なし。
超軽ストーブは燃料容量:50ccなので水200ccを専用に沸かすストーブなら本体をローダウンして容量を30mlぐらいにすれば五徳を含め更にコンパクトになるし軽量化にもなる。重量の目標値はマグ&ストーブで50㌘。マグは31㌘なので、ストーブは19㌘以内なのだ。
燃焼テストの結果では、缶ボトム接地面からセンターよりにバーナーホールを設ければ良いようだ。ストーブ本体下部は折り返してないので繰り返し部品はテストできる。
つづく
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お待ちしていました。小型化の次の第二幕は、”省エネ”がテーマですね
スルーハイカーのサイトを観ていたら、鍋はアルミのほうがチタンよりも早く湧く、のは迷信に過ぎない!との実験結果を公表していました。安心しました。さてと、写真にある、NO2マグは底辺が小さいですが、炎が側面に廻らない。ならば、NO1(31g)マグカップのほうが受熱面積を稼げる印象です。詳細寸法データは分かりません。ハンドル取り付け部が高いので、風防などの工作にも有利に作用すると思います。
自作のガスstoveで、200ccを沸騰実験すると、早く沸かすよりも
ゆっくりと4分間近く掛けて沸かしたほうがガス消費量が半分ぐらいで済みます!!多少の誤差を含んでいます。数回繰り返すOUTDOORでは、風対策をしっかりと実行して我慢の限界のスロー加熱が、結局は、勝ち組になる(爆笑)つまり赤火にならない、小さな燃焼が」有利!
(クルマでもノッキングの少し上の回転数辺りがエコランの常とう手段)
もしかすると、その最短距離にあるのが、可変火力が実行できるガス燃のマイクロstoveなのでは?
(我田引水です、オレオレ詐欺にご注意、爆)
真鍮パイプも、2.5Φでは焼き戻さないと、硬くて加工しにくい。
でも2Φでは大きくならば曲がる。さらに1.2Φではナマで小さく曲げられる。結局ジェネから手前から手前側は加熱されないので使うときの強度は、さほど違っていない。ジェネは内径が小さいほど機能する!
どうしても途中が弱いなら、カーボンパイプを被せる(苦笑)
gas stove 自作に参加しませんか?!
個人的には、アルミ鍋の方が好きですが巷で言われているチタンは熱伝導のせいか調理等には不向きで特に飯は炊けないように言われていますがどんな材質でも炎が偏って当たった場合は熱伝導率が悪いようです、あくまでも数値上の名無し話のような感じです。
沸騰時間もそれほど変わらないような気もします。厳密にはテストしてないですが・・・
家庭用のガスレンジでも鍋に合わせて炎の大きさを変えないとガスの無駄らしいです。
もともとアルコールストーブはスローと言われているので今まではパワーをフルに引き出そうとしていましたがスローなストーブも良いような気もします。
お手柔らかにお願いします。
一つ質問ですが、バーナー部からチューブ取り付けまでが長いような気がするのですが、長くないと駄目なのでしょうか?
バーナー部即チューブは無謀?
なんとかここまで辿りつけました。後は五徳をどうするか?
風防ですが風状態にもよりますが、鍋との距離を狭くする(指一本が限度)と輻射熱が増えストーブも過熱され燃焼速度が速まります。
ゆったり、まったりなら、難しいですが無風状態の場所を確保して風防なし_そんな場所はないですね。
No1の方が底面積が大きいので炎が側壁になるべく行かないように五徳の高さを高くしているのです。
チタンシングルマグ300mlフォールディングハンドルが届いたのでテストしてみます。
サイズはNO1は約80φ。300mlは75φです。合わせた感じでは縁の分の違い程度です。
実測値は55.3㌘ カタログデータは55.4㌘ 昨日は55.3㌘だったのに?
分かったことは
1、butanガスはアルコールの同じ重さで約2倍の発熱量がある
長期4日間以降には、有利かもしれません
2、寒さ対策は液出しで、ある程度まで(笑)リカバー出来そうです
3、国内には30g缶があるが、アメリカでは 最小200mlらしい???
4、分離式バーナーを開発したので、超低く小型で作れる=軽量化
5、ガス燃stoveには、火力調整しやすい特徴があり
うまく活かせると、省エネ、低燃費になる
★まだ未知の分野も多く、探求するが”青い鳥”は、手が届かない少し先へ跳び、こちらを振り向き微笑んでいるようだ(苦笑)
ps
NO1マグ、取り寄せ中
ガス背面ルートで登頂を目指します(50gの壁は無理だが)
全くOKですよ。ulgoodsさんから、カルデラ要請がいつか来ることを
夢に見て、スタンバイしています(笑)
首から2cm手前を素手で持って燃やせます。でもカルデラ燃焼筒の中に突っ込むなどの場合には外気まで長さが無いと、危ういかも
。切り詰めは可能&容易です
http://www.th21.jp/bbs/jsbjsb/image/jsbjsb_970126524.jpg
そいえば渋谷のお店でも実演されていましたね。(怖!
>カルデラ燃焼筒の中に突っ込むなどの場合には外気まで長さが無いと、危ういかも
そう言うことですね。
着火するときや、パイプが外れて事故はありませんか?
コッヘルの材質ですが、BPLの極薄チタンクッカーは割と良かったですが、従来の厚さのチタンコッヘルと、アルミのコッヘルではかなり沸きが(沸騰に至るまでの時間)が違う様に感じています。
特にアルコールストーブの様に、カロリーが低いストーブではその違いが出やすいと感じていますが、どうでしょうか?
熱が内部の水に伝わる前に、外気に逃げてしまう感じです。
風防兼用のヒートリフレクター(ストームクッカーみたいな)をつければその差は縮まりそうですが、、、ストーブの熱をどうやって効率的にコッヘル内部の水に伝えるかが、燃費と沸きの早さ両方にとって決定的なファクターだと思います。
沸騰に至るまでの時間はどれぐらいの違いですか?倍までいくのかな?
鍋によってはアルミでも結構厚いやつもあるし何とも言えないです。
実際のところチタンを使うのは躊躇していましたが、最近では抵抗なく当たり前に使っています。
沸騰時間にあまりにも差が生じるならアルミの薄いので時間を計測するところですが・・・
沸騰時間を計測する前に鍋底の厚みも計測してみますか?
>熱が内部の水に伝わる前に、外気に逃げてしまう感じです。
ストーブは何をお使いですか?
今までのテスト結果(室内)では風防をした状態が一番早く沸くようです。
無風状態ならストームクッカーの整流板もあると抵抗が増えて無い方が早かったです。
フィールドでは如何に無風状態を創るかが課題ですね。
また五徳の高さを5m/mごとに変えてテストをしましたが沸騰時間はこんなに違うものなのかとびっくりする程でした。
五徳の高さと風防と鍋の距離で大きな差が出るようです。