足軽Vsトランギア |

室内で一定の条件でストーブ対決です。
一定の条件とは、
無風状態と小型扇風機で送風。
風防・整流板有無。
水は水道水でギア類は完全に冷えてからテストしています。
温度は放射温度計で小まめに計測。室温はエアコンを入れて27度。
燃料アルコール成分はエタノール5% メタノール95%
ストーブ単体
重量
TR: 66.6㌘(五徳:9.4㌘)蓋は計りませんでした。
足軽: 15.7㌘

ストーブ・風防

ストーブ・風防・整流板

*テスト結果 スノピーTi700に水400ccを入れて沸かしています。
無風状態
ストーブ 沸騰時間
足軽のみ 5:40
TRのみ 5:40
足軽風防 4:00
TR風防 4:00
足軽風防整流板 4:50
TR風防整流板 4:30
無風状態では整流板が抵抗になるのか風防のみのほうが炎が鍋横から這って勢いがあり整流板は一瞬いらないのかと思った程の沸騰時間でした。
小型扇風機弱で送風 ストーブと扇風機の距離は1700m/m
ストーブ 沸騰時間 燃焼時間(30ml)
足軽風防 90度 8:00
TR風防 84度 7:45
足軽風防整流板 7:45 9:50
TR風防整流板 7:50 8:50
(沸騰時間の温度表示は燃料切れの時点での計測値)
そよ風程度ですが、一定に風があたっています。
着火時は何とか火はつきます。
風防のみの状態では対角にある空気取り入れ孔から入り炎が回りだし一見強そうな感じですが、鍋に風があたり温度が下がっているような感じです。
風防のみは沸騰前に燃料切れで鎮火。
整流板をつけると炎は安定して燃えていますが鍋にあたる風が気になることですが、フィールドでは吹きっさらしのとこでは使わないようにしてなるべく風を遮断できるようにすればもう少し早く沸かせることができるかと思います。
沸騰とは
80度を超えるくらいから小さな泡がでて90度手前では、泡は次第に大きくなり音もし始めます。92度から93度ぐらいでボコボコ泡も音も大きくなり、94~95度を沸騰としています。笛吹きケトルをガスで沸かし音がしてから測ると85度でした。
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JSBは、珈琲を淹れるとき、「暮らしの手帖」のレシピとおりに
素直に(笑) 87度で、注いでいます。
上昇点95度は、結構実験データを採る際に使われている計測点です。
瞬間的に通過するものね!
これらは貴重なデータです。ありがとうございます。
stoveの沸騰時間の参考値にします。
通常は92度前後ぐらいで火から下ろすか調理し始める感じですね。
室温や湿度も微妙に影響してるのでしょうね。機会があれば冬にも実験をせねば。